2018年01月22日
今よりも120% 住みやすくなる家
浜松市中区に今も存在する創業68年の「SAWADA TATEGU」。
今も外からの社員4名、家族3名、全7名体勢で、忙しい日々を送っている小さな建具屋です。
その影響もあり、生まれながら木材の香りに包まれながら育ち。
図工や美術といった製作活動が好きなサッカー小僧でした。
そんな環境が影響してか、昨年の4月には約1年掛けて自分の家を自分で作る。
なんていう大それた夢のような挑戦を終わらせ、今もその余韻に浸った生活をしています。
ちなみに、新築ではなく築25年ほどの家をフルリフォーム。
今時で言うとリノベーションですね。
キッチンを取り外し、水道の位置も移動しアイランドキッチンへ。
調理スペースの拡大と。
いくら家だからと言いダラダラした生活をしないように床生活ではなく椅子生活にするためでもあります。
姿勢向上や心を保つ日々へ。
フルリノベなので、階段もやりました。
壁もトイレとバス以外はクロスではなく塗りへ。
自分で作り上げて行く上で、やはりやらずにはいられなくなったという流れでしたね。
でも、家は丈夫になりますから、かなり心が折れる作業でしたがやりきりました。
他にも建具屋のお手伝いで学んだ収納スペースの活用は新しい生活に大活躍中。
ホームセンターなどで購入したケースで仕切ると、どうしてもデットスペースが生まれてしまいます。
その何気ないクローゼットに可動棚やパイプを付けて、無駄なく活用。
ここから市販の商品で更に使い勝ってを向上。
扉がつけば、とてもスタイリッシュでシンプルに。
他の部屋はご覧のように。
昔ながらの奥行きがある収納スペースだったので、手前はハンガーパイプで奥は可動棚を設置。
下から上まで細かく服や物を収納でき活用性アップ。
もちろん閉めたらスタイリッシュ。
こちらはリビングに近い物置だった中途半端な物入れスペースを。
食品や生活用品を収納できるように可動棚を取付。
簡単そうですが、下地などの関係もありサワタテで働く職人さんたちの背中を見て学んだ技術っす。
そんなマイホームづくりを終えてからまもなく1年を迎えようとしています。
完全に燃え尽き症候群で製作意欲が落ちてましたが、知人宅の奥さんからの依頼で久々に製作。
といっても、昨年の夏に相談されてから5ヶ月後のことです。(笑)
それは収納がない洗面&脱衣所ストレスからの解放でした。
まさにデットスペースの活用。
部屋の再利用です。
バスルームへ入る上の空いたスペースいっぱいに可動棚付きの家具を入れて。
下にハンガーパイプをつけて、ちょっとした中干しとバスタオルを引っ掛けられるように。
奥行きのサイズも配慮したので、部屋の圧迫感もなくまさにずっと付いていたような収まりに。
その家のデザインを崩さない色や材料で作れるので違和感も無し。
ちなみに、我が家は...
片側に洗面台があり、知人宅と同じく収納無しの狭いスペースでした。
そこを窓の光を活用し、洗面を逆側へ。
女子3人の家族構成だったので、将来的にも洗面スペースは重要そうだなと。
彼女たちのことを優先して明るく元気な洗面所に。
美意識向上も狙いオサレさも考えタイルを貼って。
ご覧のようになりました。
シャワーヘッドで掃除も使い勝手も配慮。
そして、元々洗面所があった逆側には一人2つ利用できるように家族分の引出し付き家具を。
下は、洗濯物を2種類に分けられるように敷居を入れて、足下は引っ張り出しやすいようにキャスター付。
限られたスペースでも実は自分たちの日常をよりよくする方法はいっぱいあります。
小さなストレスも積もり積もれば家族トラブルの原因。
まだまだ知人宅は気になる所があるようなので、早速次の製作活動へ突入です。
マイペースなサワダですが、ボクが寸法を計りに行き最良のアイデアを一緒に出しながらの製作。
昔は、家具で部屋を2つに分けるなんていうこともやってましたね〜
昨日は、長女もずっと一緒で夕方から浜松アリーナで行なわれたアグレミーナ浜松のトレーニングマッチ観戦までノンストップ。
自由すぎるオヤジのことはまだ気づかない年頃ですが、バレるのも時間の問題そうです。(猛爆)
さあ、次はカウンターテーブルの製作に入りますよ〜
Posted by サワダタツヤ at 12:39
│サワタテ│自分の家を自分でつくる