2014年07月11日
ビーチサッカー東海地域No.1までの軌跡 〜FINAL〜
まもなく寝不足から解放されますね。
久々にアルゼンチンガール復活させたいな〜
さて、表題ブログ「目次」にはじまり「予選リーグ」と来ました。
「準決勝」の相手は、東海地域で長い間ビーチサッカーの活動を続けている「ディアロサ(愛知県)」!
まずは、自分も加わり新ユニホームで記念撮影。
FPにGKをさせる可能性があった為、GKユニホームだけデザインが違うのが残念。
それでも中南米らしさ出てますね〜
「ヤツ(サワダ)」が来たぞと、ベンチ内もピリっと?
前日の試合映像も見ず、「小阪学園(静岡県)」が「0−3」で完敗したとの情報だけ聞かされていました。
すると、キックオフゴールで先制点を許す。
今までの自分だったら「ヤバい流れだな〜」と思ってしまうパターンですね。
しかし、昨年からトレーニング方法もビーチサッカーへの考え方も変えました。
どんな状況もどんな試合もやることは変わらない。
個々のミスをゼロにする意識を怠らず。
パスもシュートもリズムやタイミングを逃さない。
そのリズムやタイミングを崩さない為の技術向上と戦術ビジョンを組立てる。
まあ、何事も言うのは簡単なんですけどね。
ただ、先制点を奪われた後に「グスタボ・タツヤ」一気に4ゴーーーール!!!!!
ここからベンチにて選手達のコンディションをチェック!
ドイツ代表じゃないですけど、大事なのはスコアじゃなく結果。
モチベを切らすことなく「ザッケローニ・タツヤ」選手たちに厳しくゲキります。
スコア「9−1」、はじめのキックオフゴールのみの失点。
ここが重要なんです。
さて、ここから1時間半くらい決勝まで時間が空くという事で緊張よりも...
はい、ど〜んと睡魔!!!!
金曜のラジオ終わりから土曜の早朝ブラジル戦の営業、そこから滋賀まで行きMCの仕事を終えて、再び浜松に戻り深夜1時からのアルゼンチン戦まで営業して、三重県志摩市まで車で4時間移動した直後に準決勝。
自分で言うのもなんだけど、寝る時間が無さ過ぎ!
さすがに未体験に近い程の疲労感と睡魔でしたね。
決勝の相手は、久々の静岡県勢同士!
しかも、元スポジックで作られた「RAVIR静岡」最高の相手だね〜
おそらく「RAVIR静岡」と「SPOSiC」は異なる練習方法とチーム作りをして来たと思います。
まず、大きく違うのがボールを使わない走りの練習を無くしたこと。
理由は「走れなく、蹴れない」選手が多い中でどっちに時間を使おうかと。
更に、練習に参加できる時間が限られている選手が多い。
ならば、ボールを使いながら体力作りできる練習メニューを考えようと。
その他「リーグ戦以外」での「遠征回数ゼロ」。
遠征に参加出来るメンバーが少なく、練習試合をするなら静岡で。
確か千葉県王者「バモス」が1度来てくれたのみかな。
そんな対照的な時間の使い方をして来たチームとの決勝戦。
元スポジックの選手達の成長も確認出来るし、睡魔と戦いながら戦闘モードへ。
前日から応援してくれている彼等の為にも素晴らしい試合にしたいと挑みました。
因みに「メンタルがクソのプライド高き彦摩呂団長」ですが...
チハルから正座で説教されていた事実が判明しました。(笑)
間違いない説教だと思います。(※ジャンベの上にサンダルを置いちゃう所もバカヤローだね↓)
試合は、ファウルが多く残念だったかな...。
FK蹴り過ぎて最後の方は集中力を欠くほどで、自分自身も残念でした。
ビックチャンスを振返れば「RVAIR静岡」が、ほぼPKの位置からのハンドを貰った場面かな。
あのシーンがはじめのハイライト材料でしょう。
だが、それを4月からの新入生「GK:ケンタ」が完璧なセーブで外に弾き出す!
この日から彼はチーム内で「東海の猫」と呼ばれています。
さあ、ピンチの後にチャンスは訪れる。
完璧な崩しからスポジックに待望の先制点が生まれました。
自分にボールを預けたスタッフ「ヨシカズ」が、自ら作ったスペースに走り込み、自分からのパスをダイレクトボレーで決めて「1−1」。
RAVIRメンバーがスポジックでプレーしていた頃は、殆ど出番が無かったヨシカズのゴールだから嬉しかったね〜
「信じて走れば必ず出す」
これがリズムとタイミングを逃さないっていうヤ〜ツです。
しかし、直ぐさま「CK」と「FK」で逆転を許し「1−2」、チーン。。。
それでもスポジックの1点目同様に、言い続けて来たこと、やってきた事が「結果」となります。
準決勝でも厳しく怒られた「スポジック静岡」の「カンタ」がスペースランニングから良い仕事をしました。
「アミーゴ」からのパスをダイレクトで中に折り返し「サワダ」もダイレクトで同点ゴーーーール!!!!
無駄なボールタッチは要らない。
自分で終わらずに仲間を信じろ。
まさに常に言い続けて来たことが大舞台で出ました!
試合は「2−2」で終了し、レギュレーション通り延長3分1本へ。
見ての通り既に自分に延長戦を走るパワーは残っていなく、最終結果はみんなに託しました。
「1アシスト・1ゴール」、有難い結果だったね。
チハルも正座して見守る、延長3分キックオフ!
我慢して自分が出場しなくて良かったな〜と、何度も思った延長戦。
待望の決勝ゴールが生まれます。
スタッフ「ゴメス」のインターセプトからドリブル、そしてダイレクトパスからのヘディングシュート!
決めたのは、県リーグでも東日本リーグでも常に自分から怒られまくって来た「スポジック静岡」の「リョウタ」。
自己完結的なプレーが多く、守備意識が低い。
そのチームリスクを何度も何度も指摘されて来た若手が、大舞台で大きな仕事をやってのけた。
この得点シーンも全てダイレクトプレーからでした。
「守から攻」、更にリズムとタイミングを崩さない「ゴメス」のクロスボールは完璧な仕事だった。
そして、最後のヘディングもダイレクト!
2年ぶりの東海地域制覇!
泣きました。
リョウタも男泣きしてました。
この涙は優勝だけじゃなく、若手の成長、厳しく言い続けて来た事が決勝で結びついたこと。
ヒーローは要らない。
ビーチサッカーはチームスポーツだからね。
彼等は4月からビーチサッカーをはじめたばかりです。
現在「スポジック静岡」は「静岡県リーグ」で「首位」をキープしています。
ただ、チーム作りや練習量も満足行く内容じゃありません。
そういう状況だからこそ、今回の東海大会は刺激になったことでしょう。
新生「ディアロサ」も応援してくれていました、嬉しいね。
ていうか、泣いてくれる人がいるって嬉しいね。
彼女たちの人生に何かプラスを与えられる大会になっていたら幸いです。
ボクは特別な事はしていない。
全ては自分たちで選んだ時間から生まれた。
それが「経験から得た知恵」である。
あまりにも長文になってしまったので、この後の物語は改めて更新します。
無敗優勝!
決勝の失点がアウトボールのみ。
スポジックの得点が全てダイレクトプレーから崩し「3−2」、最高でしたね。
Posted by サワダタツヤ at 17:59
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