2018年03月27日
静岡産業大学磐田ボニータから学ぶ
曾て「JFL(日本フットボールリーグ)」に参戦したこともある「静岡産業大学」が、今度は静岡県唯一の「なでしこリーグ」のチームとなった。
マイナースポーツ「ビーチサッカー」に携わり、4年間HOMEで1勝もできなかったFリーグ「アグレミーナ浜松」の1勝からの物語も見て来ました。
そして、チャレンジリーグから昇格した「なでしこリーグ」の舞台。
そのHOME開幕戦が、3/25(日)ジュビロ磐田のHOMEスタジアム「ヤマハスタジアム」で行なわれました。
アグレミーナやボニータのMCを担当して確信に変わったこと。
それは、簡単に勝てないからスポーツは面白い!
「勝てるだろう」という試合より「勝ちたい!」という試合は面白いということです。
先日のサッカー日本代表戦「 vs マリ代表」。
「マリでしょ?」勝てるだろうって見るのと「勝てるかな?」という見方で想いは変わります。
もちろん選手たちから「勝ちたい!」が伝わって来ないと、両想いにはなりません。
当たり前じゃない目の前を当たり前に変えて行く過程。
磐田ボニータの2018年のオフィシャルガイドブックに静岡産業大学磐田ボニータ「三浦哲治(みうら・てつじ)」代表の言葉が掲載されています。
しかも、今回ガイドブックを見て、三浦泰年&知良の甥(姉の子)だと初めて知りました。w
試合を通じて、サッカーの魅力を感じて頂き、その活躍を通じて地域社会の活性化に貢献したいという強い想い。
サッカーの持つ力で人が動き、結びつき、感動できるような活動を静岡から世界に発信。
スポーツに関する「する」「みる」「ささえる」全ての人々がより幸せな人生を過ごしていただくことを目的としています、と。
藤枝順心OG、DF19「西山芽衣(にしやま・めい)」選手から進行表が送られてきます。
プレーすることだけではなく、自分たちでチームを育てて行く想い。
プロチームではないからこそ学べることが多い環境。
2017シーズン2度、日本代表から召集を受けたFW10「堀江美月(ホリエ・ミツキ)」選手。
一度はユニバ日本代表、もう一度はなでしこJAPANのTOPチーム候補として。
2017プレナスチャレンジリーグの最優秀選手賞にも輝きました。
昨年鮮烈なデビューを飾った現役高校生、磐田東高校 MF38「三輪玲奈(みわ・れいな)」選手。
このHOME開幕戦スタメンで献身的な守備からのドリブルが目立っていました。
そして、堀江選手と同じくボニータの勝ち点3を任されている藤枝順心OG、FW24「平野麻美(ひらの・あさみ)」選手。
高いシュートセンスでボニータの一撃担当!
DF出身の村松監督らしくボニータの試合は守備からはじまる。
下の場面もまさに守備から攻撃へ繫がった決定機でした。
他にもボニータを作り上げて行こうという選手たちは数多く在籍しています。
現場に触れて感じるもの。
やるからには全力で!
その想いが集客にも連動して、試合毎に増え続けています。
前日、JFAビーチサッカー巡回クリニックに参加してくれた「磐田北高校」女子サッカー部。
ボールパーソンおよび担架要因で試合をサポートしてくれました。
静岡産業大学と業務提携を発表した、なでしこリーグを目指す女子サッカーチーム「アスレジーナ」。
そのキッズダンス「アスレジーナフラッパー」のパフォーマンスもありました。
昨年は、浜松東高校ダンス部のパフォーマンスも大迫力で圧巻でしたが、頑張っている現場に頑張っている人たちは画になります。
結果は、vs 愛媛FCレディース戦は「0-0」スコアレスドローに終わりましたが、開幕2試合を終えて無敗で何より。
ていうか、MC担当して3シーズン目になるんですが、一度も負けた事がないらしいです。
もはや「らしいです」としか言いたくないくらいの偶然。(笑)
今年は依頼されている試合も多いですし、昇格ステージなので恐しいですが...
引き続き、彼女たちの活躍に出来る限り協力して行きたいと思います。
試合後、お客さんを出口で見送り、のぼりの撤収、備品の片付けをしていました。
運営を学び、各試合の重みと大切さが分る。
また、その姿に心を動かされる人たちも多くいるでしょう。
むしろ、そういう自然なアクションが、今日までのボニータを作り上げて来たのだと思います。
人を集め強くするのではなく、人を育て共に育つ。
次は、清水エスパルス vs ジュビロ磐田「静岡ダービー」翌日、4/8(日)1300KO@エコパスタジアム!
観戦は無料です、ぜひ一度足を運んで見て下さい。
Posted by サワダタツヤ at 11:50
│サッカー