2019年08月07日
U18全日本フットサル選手権の決勝は、史上初のFリーグ下部組織対決に!
これまた前回「ブログ」から続いています。
Fリーグ以外のフットサルのネタです。
うん、珍しいかも。w
でも、知らない人も多い世界なので。
知れると、少しはフットサルを楽しめるんじゃないかなと。
順番的には、幼稚園の「夏まつり」へと続く予定が...
その前に浜松アリーナで開催された「U18 全日本フットサル選手権」いきまーす。

これも段階的な話です。
サッカーを参考に、フットサルが誕生し、これからビーチサッカーが目指そうとしている景色。
ビーチサッカーは、まだ独立していなくフットサルの傘下なので、お世話になりっぱなしです。
有難いタイミングでアグレミーナ浜松のアリーナDJを担当しているので、県内全域の役員やボランティアの方達と繋がり。
むしろビーチサッカーよりもフットサル!?と思っている方も静岡県内では多いかも!?
アグレミーナ浜松は、8/24(土)首位「Y.S.C.C 横浜」戦をAWAYで迎えます。
怪我人も多く、ベテラン(年寄りw)も多いので、厳しい試合になるでしょう。
そういった意味では、ずっと気になっている若い世代の取り入れ方。

U18全日本フットサル選手権の醍醐味のひとつは、高校サッカー強豪校が出場している事。
今年の全国高校サッカー選手権で、静岡県代表の「開成館(浜松)」が敗れた「長崎総合科学大学付属高校」。
同じく九州の「日南学園高校(宮崎)」、「京都府立久御山高校」や「岡山作陽高校」。

また、東北は宮城県「聖和学園高校フットサル部」。
開催地で出場した「東海大学付属静岡翔洋高校フットサル部」など、フットサル部の誕生も少しずつ増えて来ました。
実際、東海翔洋の10番「安森 潤弥」選手かな?
身体の線は細いですが、個人技とインテリジェンスは高い選手で、攻撃の起点でした。
翔洋は「眞境名オスカー」が、コーチで入っていたのも話題性あって良かったんじゃないかと。

他にも、東海地域代表から「サントス / サンチスタ(愛知)」の11番「山口 勝輝」選手の動きの質は目を光るものがありました。
大会全体を通してもU18代表にも選出される一材である違いは感じました。
サントスといえば、ずっとビーチサッカーの活動もしていて。
「山口 勝輝」選手に関しては、今シーズンから「ヴィアティン三重BS」に登録。
あの選手をビーチでどう育て活かすか!?
8/18(日)遠州灘海浜公園江之島ビーチコートでの「東海ビーチサッカーリーグ」も出場すると思うので、興味のある方は是非ご観戦を。
FリーグもF2まで誕生して来ているので、すでにFリーグチームとの接触やリストアップはあるでしょうね。
今シーズンからF選抜の「山田 凱斗(アグレミーナ浜松)」、今季から浜松に新加入のGK「伊名野 慎」。
U20でアジアを制した代表メンバーでもある彼らが育つ場所は、重要な役割を果たします。

今大会の決勝は、史上初のFリーグ下部同士「ペスカドーラ町田U18 vs シュライカー大阪U18」との対決となりました。
高校サッカーや高校フットサル部の違いは、その競技での熟成度かなと。
実際、準々決勝「ベルマーレ湘南ロンドリーナ vs 東海大学付属静岡翔洋高校フットサル部」の試合は、翔洋がずっと前半早々のFKの1点をリードでして来て。
後半の残り3分で湘南がパワープレーを仕掛けて、わずか15秒ほどで同点に追いつき、そのままPKで湘南が勝利。
パワープレーでの湘南のボール回しは見事で、そこはFリーグを間近で見れて、フットサルでの環境が勝ったのかな?と。
町田や大阪の勝ち上がり方も、共通点があり。
「vs サッカー部」戦は、「ボールの奪い方」や「点の取り方」への反復が勝因だった気がします。
いずれにしても、フットサル界には明るい材料であり。
高校サッカー部にとっては、そう簡単に勝てない段階に入ったと言ってもいいでしょう。
また優勝した町田の監督が「甲斐 修侍」!
我が子もメンバーにいるという、これまたフットサル界には明るいニュースだと思います。
という事で、関係者の皆様4日間、本当にお疲れ様でした。
「木暮 賢一郎」&「鈴木 隆二」ナショナルコーチングスタッフも4日間スカウティング、お疲れ様でした。
ただエアコンが効いたアリーナでの全国大会は、観る人も蹴る人にも恵まれた環境でした。w