2019年07月24日
福井工業大学サッカー部 presents わんぱくビーチサッカー大会2019
気がつけば、7月下旬。
1ヶ月後には「夏が終わりますね」なんて恋しいフレーズに変わっているんでしょうね。
短い、夏。
そして、また一つ夏の思い出が終わりました。
今回は、福井工業大学サッカー部が手掛けたビーチサッカー大会を紹介します。

7月7日(日)福井県あわら市「波松海岸」で「第2回わんぱくビーチサッカー大会2019」が開催されました。
この大会は、福井工大スポーツ健康学科の授業の一環として、学生たちが自ら企画・運営しているイベントです。
冬の時期に浜松まで先生と訪れ、彼らにアドバイスをした日が初対面でした。

先日紹介した東海大会の碧南工業高校サッカー部を含め、学生たちがビーチサッカーに携わる場合「Cチーム」や「1年生」が多い中。
福井工業大学は、TOP選手がビーチサッカーに携わると言う貴重な存在。
フットサルも同様ですが、サッカー選手として能力高いプレイヤーたちが多く参入してくれれば、競技レベルも競技人口も地域貢献度も高いスポーツとなって行きます。

第2回目の開催となった今大会のテーマは「HABA(はば)」。
仲間や友達の輪を広げ、サッカーを通して多くの「幅」が広がるということを伝えたいという願いが込められています。

ピッチづくりでも、地元「波松地区」で古くから伝わる「アゼ」で。

フラッグの代わりに地元の小学生がペイントした「浮き」を利用するなど、随所に地元愛が溢れていました。

心配された雨も逃れ、子供達は思いっきり裸足のサッカーをエンジョイ!

GWには「逗子海岸映画祭」にも携わることができ、朝からのコート設営。

そして、参加チームにキャンセルが出て、急遽参戦したビーチサッカー大会では優勝!

夜には、映画祭の会場スタッフも体験。

「LUZeSOMBRA」とも繋がり、今大会のスタッフウェアをルースで揃えました。

まだまだ2年目ですが、今回の彼らの背中を後輩が見て、既に大きな影響を与えているようです。

国内ビーチサッカー事情としては、今では開拓地も未開拓地も変わりません。
共通テーマとしては「次世代へ贈る背中」とでも言いましょうか。
その背中を見て、新たな世代が誕生してくれたら幸いです。

選挙が終わりましたが、次の世代を入りやすくするのは先人たちの役目ですね。
日本サッカー協会が、ビーチサッカーのルールガイドブックを発信しました。
実際、昔も今も変わらず、ここからだと思います。

福井は、ビーチサッカー未開拓地です。
福井の先駆者は、福井工業大学サッカー部になっていく可能性も秘めています。
もしかしたら、ここから競技選手が誕生し、日の丸を背負う選手が出てくる可能性はゼロではありません。
むしろ、こういった機会から「頑張って見たい!」という魅力あるスポーツづくりにして行かないと行けない段階です。

北信越に限らず、時を消化するのではなく、時を繋ぐ働きを心掛けたいです。
福井工大スポーツ健康学科の授業の一環からの議会でのプレゼン、そして助成金を導いた彼ら。
この経験はサッカーに限らず、近い将来に大きな役割を果たすでしょう。
「晴天を導いた」その事実が彼らの想いが優った証だと思います。(拍手)
Posted by サワダタツヤ at 14:36
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