2019年11月20日
生活習慣を改善想定した家づくり
投稿したいネタは沢山あるんですが、最近改めて良かったと振り返るマイホームづくり。
気がつけば随分昔の話のようにも感じますが、自らの手で完成させた渾身のマイホームです!
あれから3年を迎えます。
でも、これがキッカケで、来年2月完成予定の東京・大田区の現場の話が決まっています。
出逢いあってこそですが、この本気の挑戦あってこその続・物語。
今回のブログは、表題になっている「生活習慣を改善想定した家づくり」について、リビングキッチンで振り返ります。

ご覧の写真は、完成したアイランドキッチン。
元々は、アイランドキッチンではありませんでした。

ちなみに、元々のキッチン取り外しから一人でやりました。w
そして、フローリングの上から無垢材の床へ。

プロからの協力やアドバイスを頂きながら進めましたが、なんせ一人でやって行くので手順は異なります。
例えば、3F建てなんですが、幼稚園入園に向けて作っていたので住める部屋からということで1Fから。

思い返せば気が遠くなる毎日でしたが、お金には変えられないですから頑張りました。
お金に困っていなかったら自分で作っていなかったでしょうね。w

全部で1年半掛かったんですが、朝から晩までずっと一人。
暑い夏から寒い冬を越しました。

少しずつ変わって行く姿に励まされながらコツコツ。
決して、楽しくはないですよ。w

工程によっては、実家の工場で職人さんに協力して貰いながら。
ステンレスを巻く前のキッチンですね。

こっちが↓ステンレスを巻いて貰いシンクが取り付けられたアイランドキッチン。
家づくりは逆算が命なので、なんども何度も計算し直しました。w

そして、工場ではキッチンカウンターをのせる家具も作りました。
既製品が多い中、家全体の統一感をイメージしてラーチ合板。

引き出しの数や大きさ、ここも逆算して自分で考えました。
カウンターの材料もサンプル取り寄せて色々と想定したんですが、店でも使っていたステンレスの安定感とビジュアルに。

おーついた!てな小さな感動を何度も経験して少しずつ前進。
アイランドキッチンのカウンターはアイアンの脚を添えて。

もちろんコレも自分で太さやサイズを出し、自分で塗装して仕上げました。
既に天井ボードも張ってありますし、かなりダイジェスト版で紹介しています。w

ちなみに、このキッチンカウンターとアイランドカウンターが、今回のブログ表題に繋がっています。
自分のモノを自分で片付けられる距離と、自分で取りに行ける距離。

一人暮らしなら自分しかいないのでやるしかないですが、誰かが居ると頼りがちになりませんか?
食べたら流し、飲みたいものは自分、頑張れる家づくり。

自分のダメなところ弱いところを、子供たちには自然と克服して欲しいなと思い。
元々の家のベースを活かし、住みながら強く育って行く家に。

壁もクロスにしなかったので、何度も何度もパテをし直し、そして磨きツルツルに。
塗装もシーラー塗って、本塗り3回。

テレビの線も移動し、バランス良さげな位置に壁掛け。
下地が無かったので、そこは新しく下地を入れる。

テレビで見えなくなる位置だからといって妥協はせず。
右奥のBOX収納家具も作って、取り付け。

白い扉が付く前ですが、テレビ台は宙に浮かして。
仏壇入れがカウンターも付き、ちょっとした勉強スペースへ。

テレビを選ぶのも、何度も電気屋さんに通い決めました。
キッチンの壁はタイルに。

黒の溝も流行ってますが、あまり濃い色になると圧迫感が出るのでタイルの溝はグレーに。
全ての家具も床も薄い白で塗装し、半ツヤでコーティング。

天井にもラーチ合板。
玄関の天井もパズルのように下地に合わせてラーチ合板。

リビングキッチンの進行と同じく、玄関前エントラスの作業。
ここもこれまでの作りを活かし、壁に有孔ボードで棚とフックを取り付け。

「ただいま」の片付けと「いってきます」の忘れ物を無くす仕掛け。
駆け足で振り返って来ましたが、如何でしたか?

そういえば、テレビと椅子の距離感も先読みしました。
テレビに張り付き気味の幼少期を無くし、寄り目や視力低下を防ぐ。

あと、想定外の偶然としては、背もたれない椅子で育ったお陰で椅子からの落下が少ないようです。
今では、このベンチ3つを来客時に合わせて並び替えて過ごしています。

人間の本質は、一生の付き合い。
その自分の良さ悪さをどう活かし消して、理想のライフスタイルにして行くか。
まだまだ研究途中ですが、ここまではオンリーワンな家になっていると思います。
是非、マイホームづくりや、今の住んでいる家の模様替えの参考にして見て下さい。
Posted by サワダタツヤ at 12:06
│育児奮闘記│自分の家を自分でつくる