2019年10月15日
約12時間の登山、北穂高岳から沢渡
山は、それなりにお金が掛かります。
近くに登りたい山が無ければ交通費もバカになりません。
1日目のタクシーを相乗りした人は、鳥取から一人で来た70歳の方でした。
長野県松本市まで片道9時間掛かったそうです。
移動する時間も逆算しなければなりません。
前編「ブログ」から一気に3日目です。

標高2310mの涸沢で嵐に見舞われ、2日目はテント内で停泊。

最終日の3日目は、朝5時には北穂高の頂上に向けて出発。

携帯電話は圏外で、ザック軽減登山を目指しているので、本などの荷物なし。

嵐の2日目、一人用テント中でひたすら寝る寝る寝た。

Re Startとなった最終日は、早朝から攻めます!先頭ガイド76歳!!

1日テントで我慢した甲斐もあり、富士山も見えました!

頂上まで、休憩なしでも3時間コース!

標高3106m。

大キレットからの槍ヶ岳、昨年登った燕岳や大天井の小屋も見えました。

ここなんだっけ〜 ww

詳しくないので、いろいろ教えて貰いながらパノラマ撮影。

暫しの休憩を北穂高小屋で過ごす。

じっくり淹れてくれたコーヒーが、これまた美味しかった。

左が前穂の北尾根、右の奥にジャンダルム。

ということで、滞在わずか1時間で下山。

こんな道を、70代のお婆ちゃんグループが登って降りて行くんですよ。

山では、すれ違う人たちと挨拶を交わし、時に話したり。

今回の登山で、普通に生活している人たちの1年分の挨拶をしたかな。

もう1回言いますが、お爺ちゃんやお婆ちゃんが多いんです。ww

下山は、2時間でした。

涸沢小屋と青い空。

往復6時間の自分に乾杯。

そして、早々に出発地点でゴール地点の上高地バスターミナルに向けてGO!

天候を計算してか、水曜日だと言うのに多くの人がいました。

ありがとう涸沢、また機会があったら来ます!

それにしても紅葉が良い感じだった。

そして、空が青いって良いな。w

ちなみに、下山もキツかったです。w
再び6時間、歩きました。
途中、猿に道を挟まれパニクる。

猿の惑星というか、猿に支配された人間の気持ちに一瞬なりました。

そしたら、また猿に遭遇しストーカーされました。w

一気に下山したので膝は痛いし、足の裏もヤバめで...

残り2時間ポイントの「徳澤園」でソフトクリームをゴチそうになり、少し癒され〜

無事に下山しました。
まずは、命を落とさず帰れたのもご一緒した美容院オーナー&76歳のガイドさんのお陰です!
毎回「男祭」な「登山」になっているので、山頂で鍋を囲むような「男女登山」にも憧れた回でもありました。w
これにて、こっそり登山部を結成したいと思います。w