2017年03月03日
日本で最もサッカーを愛する人
今年もJリーグが開幕しました。
Mr.マリノス「中村俊輔」の移籍により開幕前の話題性が高かったジュビロ磐田。
他にもKAZUこと三浦知良、現役最年長記録を50歳に更新。
そして、開幕戦は何だかオモシロくなりそうな結果になってましたね。
補強にチカラを入れた「FC東京」、キャプテンマークを付けた10番の齊藤学「横浜Fマリノス」。
静岡県の2チームは、開幕3試合観察期間ですね。(笑)
さて、1月に引き続き、2月もサッカーの指導者ライセンスのリフレッシュ研修会に参加してきました。
1番乗り、ど真ん中、最前列。
冒頭にスペインがW杯で優勝した南アフリカ大会の日本代表との比較が紹介。
スペインの1試合パス本数、約600に対して日本は約300。
世界との比較が説明。
パスを増やせれば世界に近づける?という素朴な疑問。
日本の少ない理由を考え、やはり日本は個で打開しようとする選手が多いのかな?と想像。
その冒頭での数値に対しての疑問が今でも引っかかっていて。
古い言い方だと、日本の育成の特徴って、ブラジル式、個人技、個の評価。
特に男子は「仕掛けろ(ドリブル)」の印象が強い。
一方、世界トップクラスの女子(なでしこ)の場合は異なる印象。
パスが多く、とにかくパスサッカーで相手ゴールに近づいて行く。
日本の男子サッカーって、女子サッカーよりもフットサルよりもビーチサッカーよりも高い価値観。
数多くのデータ収集。
日本人の特徴であり国民性でもある研究心。
裏を探ると柔軟性があるようで無いような気もするし。
固定概念から脱却しにくい国民性にも思えて来る。
それはサッカーを好きすぎる人とサッカーが上手い人の分け方のように。
だから、昨今はサッカーを習い始める子供達は多くても、将来的にサッカーに関わる人って、少なくなっている気がするんです。
上手いだけの評価ではなく、サッカーが好きっていう子の育て方も重要な気がしてならない。
ボクの知人に「FOOTBALL + ART」をコラボレーションしている「JUN」というフットボールクリエーターがいます。
フットボールが好きすぎて。
いつも会う度に、スゲ〜な〜って感心してしまうレベル!(笑)
日本サッカー界が世界を目標にした最初の国「ブラジル」。
フットボールといえば、ブラジルでしょ!
その発想と愛で自らの作品を売りブラジル行きの切符を手にした。
彼はその物語をB面と表現。
表と裏の物語。
何事も準備が全てで、その姿はまさにB面。
JUNのフットボールの愛を一冊の本にして欲しいぐらい。
表題は「日本で最もサッカーを愛する人の本」かな。(笑)
まあ、サッカー好きはとりあえず気になるだろうね。
で、読んで「負けたわ〜」って、皆が思うだろうね。
大人になり思った事。
学生時代のサッカーはサッカーじゃないなと。
大人になってからのサッカーが日本サッカーに大きなチカラとなる。
だから、大人になってもサッカーに関わっていく人の育成を考えなきゃって。
きっとJリーガーよりも日本のサッカーを愛している「FOOTART jun」。
その愛を表現したJUNの作品は「FOOTART BASE」。
年齢と共に状況や環境が変わり、フットボールに関わる人が減って行きます。
減って行く職人問題と同じく、本物が減って行く。
「試合を観る」だけでは、満足できない世代が育っています。
「頑張って」が、挨拶代わりになっている世代が育っています。
先週YOKOHAMAでJUNに会い、コレコレって感じBLOGに綴っちゃいました。
夢のブラジル上陸をキッカケに今や日本を飛び出しているJUN。
もっともっとフットボールを新しい形で表現して行く人たちが増えて行く日が来るといいな。
まさに日本を代表するFOOTBALLのART作品「JUN」、今年も目が離せないぜ!